キッチンリフォームはどこまでできる?成功へのための予算とポイント

キッチンリフォームはどこまでできる?成功へのための予算とポイント

キッチンは家の中でもお風呂場と並んで毎日使う場所です。そのため、年齢の変化や、家族構成の変化によって、使いやすさが変わってきたり、経年による汚れが目立って感じられるといったお悩みも多く耳にします。
念願のリフォーム準備が整った時、実際に決めなければいけなくなるのは、間取りや、ダイニング、リビングなどとのど動線、具体的な機能機器の導入などですが、初めてのリフォームで何をどうしたらいいのか分からないという場合も多いのではないでしょうか。
今回はそんなお悩みに応えるべく、キッチンタイプの種類のご紹介や、選ばれる際の注意点などをご開設し、具体的にキッチンリフォームで何をどこまでできるのかを解説いたします。

1. キッチンリフォーム: 予算と範囲を知ろう

まずは本題の「どこまでキッチンリフォーム でできるか?」について、範囲や程度を簡単なもの〜ご紹介します。

・設備のみの交換

キッチンタイプはそのままに設備だけを交換するリフォームです。当然ながらキッチンタイプを交換するリフォームと比べ、比較的短期間で安価に済ませることができます。部分的に気に入らないところや、収納の増強などがよくある事例です。

・内装も含めて交換

設備と併せてクロスや床材などの内装を新装するリフォームです。クロスの油汚れは使用頻度や経年によってどうしても除去できないものです。設備自体は気に入っている、、後何年使うか分からないから設備よりも雰囲気をなんとかしたい、とお考えの方はこちらがおすすめです。内装が一新され、自分好みのキッチンに生まれ変わることで、今まで積もっていたストレスも解消されるでしょう。

2. キッチンリフォームの4つのタイプ

・I型キッチン

I型キッチンは、シンク、コンロ、調理スペースが横一列に並んでいるタイプのキッチンです。動線が一直線になっているため、コンパクトな動きでも効率よく調理できるところがポイントです。一般的に壁付けされているタイプが多く、省スペースが可能ですが、背後のリビングやダイニングからキッチン内が見えやすいといったデメリットも。

・L型キッチン

L型キッチンはシンクとコンロが離れた位置にレイアウトされているところが特徴的です。加熱調理と水を使う作業を離れて行うことができるため、複数人でキッチンを使う場合には分業して効率化できます。L型キッチンでは、L字の角部分にあたるスペースをうまく使えるような工夫が必要です。

・ペニンシュラ型

ペニンシュラキッチンは、コンロやシンクのある部分の左右の一方が壁と接しているタイプのキッチンです。オープンタイプであれば、バーカウンターのようにスタイリッシュに、セミオープンであれば、手元を隠しつつリビングやダイニングとの視界確保することも可能です。I型に比べ必要スペースが広くなる点や、出入り口が限られる回遊性について注意が必要です。

・アイランド型

アイランド型は、壁から離れた場所に設置されたキッチンです。視界を遮るものがなく、調理中でもリビングやダイニングが見渡せるなど、コミュニケーションが取りやすいところが魅力的です。その一方で、収納がキッチン下に限られる点や、料理の匂いや煙キ隣接したスペースに広がりやすい点は工夫が必要になります。

3. キッチンリフォームの注意点

▼キッチンリフォームの一般的な注意点

1.動線を考える

キッチンリフォームをされる際にまず考えていただきたいのが動線、つまり使い勝手です。ダイニングとのアクセス、子育てや調理以外の家事との連携の取りやすさなど、間取りを見ながらイメージしてデザインしていきましょう。

2.レイアウトを考える

動線が決まったら、キッチン内に何を配置するかを決めていきます。冷蔵庫や食器棚など優先順位の高く大きな家具・家電から配置シュミレーションし、続いて炊飯器や電子レンジなどの調理家電を配置する位置を決めていきます。

3.コンセントの数は不足なく

キッチン家電の配置が決まったら、それに伴って必要になるコンセントの数を決めましょう。延長コードやたこたこ足配線を使うこともできますが、安全面や見栄えによくありませんので、少し多いぐらいに見積もっておくことをおすすめします。

4.ゴミの保管スペースを確保

ゴミ箱をどこにおくかも併せて重要なポイントです。すっきりとした見栄えになるのは、ビルドインタイプのものですが、ゴミの量が想定よりも増えることも考え、予備のスペースを確保できると良いでしょう。リビングやダイニングから見えない位置が理想的です。

5.収納量はキッチンタイプから導きだす

キッチンタイプによって、収納力は変わってきます。壁付きのキッチンであれば、壁に釣りと戸棚を設置できますが、アイランド型はキッチン下への収納がメインになるといったように、前提として収納力に違いがあるということ。
まずは何を収納すべきかと何が収納できるかを考え、その上で収納式収納しきれないものについては、キッチンタイプごとに追加の収納スペースを確保しましょう。

▼マンションキッチンリフォームの注意点

1.管理規約を確認する

マンションにお住いの方は、仮にその部屋の所有者であったとしても勝手にリフォームすることができない場合があります。例えば、床材の変更や電圧の変更などを規制されている事例もありますので、管理組合や管理会社に規約の内容を確認しましょう。

2.位置変更が出来るか確認

キッチンタイプを変更される際、位置移動を伴うケースの場合は注意が必要です。マンションの場合、配管の移設が難しい場合が多く、それによってリフォーム後に選べるキッチンが制限されることがあります。

3.ガスからIHへの変更は無理な場合も

コンロをIHへ変更したい場合も注意が必要になります。マンションの場合、一戸につき使用できる電力量に制限があるため、電力使用量が大幅にUPするIHへ使えないケースもよく見られます。

4. キッチンリフォームの会社選びのポイントと相場

キッチンをリフォームすることに決めたら、実際に工事を依頼する会社を選びましょう。会社選びのポイントは、キッチンの場合水回り工事の得意な業者に依頼されると良いでしょう。会社の良し悪しの見分け方は、ホームページに今までの施工実績が写真付きで掲載されているかや、実際にリフォームをされた方のレビューなどが参考になります。
相場については、地域ごとに傾向があり依頼する時期によっても変動します。まずはざっくりと相談するところから始め、時間に余裕がある方はいくつかの候補を立てて、その中から予算見積もりをもらって比較検討しましょう。

5. 効果的なキッチン収納とデザイン

リフォームの機にキッチン収納をデザインされる場合のおすすめポイントをいくつかご紹介いたします。

1.食材と家電の量を測る

まずはざっくりと食材と家電の量を計測します。その際家電はよく使うものとあまり使わないものに分けましょう。レンジやトースターは前者、ホットプレートやたこ焼き機は後者といった具合です。

2.キッチンの動線を考える

キッチンは利用者や、利用時間によって動線が変わってくるものです。全ての動線を効率的に網羅できることが一番ですが、難しい場合は頻度や重要度で優先順位をつけて、それに合わせた動線設計をしましょう。

3.キッチン収納は増えることを前提に

リフォーム前に完璧にデザインできた!と思われていても、使っていくうちに電化製品が増えたり、食器や食材が想定よりも増えることはよくあります。まずおすすめしたいのは限られたスペースを有効活用すること。それと併せて、収納に関する工夫や、収納術なども活用されることをおすすめします。

6. キッチンリフォームに関する補助金・助成金の活用

キッチンリフォームの予算に不安をお持ちの方は、国や各都道府県が実施している補助金や助成金制度の利用を検討されてみることをおすすめします。対象地域や、補助金額など様々に異なり、申請にも手順を踏む必要がありますが、有効利用できるのであれば、使わない手はありませんよね。
例えば2024年6月現在、武蔵村山市では、「武蔵村山市バリアフリー住宅化補助金」というものが4月から実施されています。キッチンを含めた家全体のバリアフリー工事を行われる際に利用できる補助金制度です。

7. まとめ

弊社は、東京都羽村市を中心に立川市、福生市、武蔵村山市、八王子市、青梅市、あきる野市などでリフォーム工事を承っております。
「お客様が喜んでいただけること」を最大のやりがいとして、社員一同、日々精進し続けております。
特に水回りに関するリフォームには多くの実績があり、大手ハウスメーカーとの関係で培った高い技術やノウハウを活かし、伴走するようにお客様のお悩みやご要望に応えてまいります。
リフォームに関することであれば何でもお気軽に木村工務店にご相談ください。